【例文】結婚式　友人代表スピーチ（晩婚である新郎の会社の同僚の立場）

ただいま司会者様からご紹介を賜りました、森本です。
草木も喜ぶ、五月晴れの本日。かようなすばらしい席にお招きいただき、感悦至極でございます。大宮君の友人を代表しまして私から一言、恐縮ではございますが、はなむけの言葉を述べさせていただきます。

大宮君、佳代子さん、ご結婚おめでとうございます。
大宮家、小林家の皆様におかれましても本日は誠におめでとうございます。

大宮君と私は部署は違うものの、約18年間同じ会社に勤めている、いわゆる同僚という仲でございます。今では、お互い課長という立場で、切磋琢磨し合っている次第でございます。また、プライベートでは飲みに行ったり、共通の趣味のゴルフでも月に三回は打ちっぱなしや、ゴルフ場に出かけていい時間を過ごさせていただいております。

二年前の夏だったでしょうか。私は盲腸炎になり入院しました。そのときも仕事帰りで疲れているときにも関わらず、頻繁にお見舞いに来てくださり、今日の仕事の話や、次のゴルフの予定などで盛り上がり、私も大変励まされたことを覚えております。また、上司や部下からの人望も厚く、信頼されております。私もその一人です。

仕事が出来て、人付き合いも上手く、人のことをよく考えられる大宮君は友人として、また、同僚として見習っていきたい人物だなと思っています。

今日から大宮君は結婚という旅路を歩んでいかれるわけですが、結婚生活は楽しい事ばかりではなく、辛いこともあると言いますが、私は結婚とはいいものだと考えています。温かい料理があることはもちろん、自分でも気づかずつい頑張りすぎてしまっているときには、気づいて、力を抜けと言ってくれる人がいるのは良いことです。ですので、是非、大宮君にもこのような幸せを佳代子さんと味わっていただきたいと思います。

私達ももう若くはありませんので、今までより少し力を抜いて頑張っていきましょう。どうか、二人で歩まれます旅路が今日の日のように暖かく、そして笑顔溢れる毎日になりますようお祈り申し上げまして、私からの祝辞とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます。